私たち藤枝研磨工業所は、この50年間「和」「技術力」「品質管理」の3つを軸に、
精密研磨加工を行ってまいりました。
どれ一つとして欠かすことの出来ないこの3つの軸は、50年前から引き継がれ、
今の加工技術の中枢を担っています。
部署関係なく全社員がこの3つの軸について、どこまで最善を尽くせるかを常に考えることで、
これからの50年につながるのでは無いかと考えています。
藤枝研磨工業所に入社する人のほとんどは、研磨や加工に関する知識が無く入社をします。ですが、社内には、50年前から受け継がれてきた技術力を持った人が多く存在します。新入社員だからと言って別扱いをするのではなく、そのようなキャリアのある人達と共に仕事をにすることで、知識ではなく体に加工に関する業務を染み込ませていきます。
業務内での距離の近さはもちろんですが、休み時間などにはバレボールや野球などをして汗を流し、年一回社員全員で旅行に行くことで、業務でのチームワーク作りの糧としています。
また週に1度、自分たちの職場をきれいにする「5S活動」という、社内の人間が複数のグループになり、他のグループに点をつけあって競うような活動も行っています。
お客様に優良なものを提供するには、社内環境も優良でなくてはなりません。
私たちの技術者は、加工技術だけに特化しているわけではありません。
設計技術、営業、品質管理、加工技術、ライン設計、加工機械作成、加工業務に関する全ての知識を得ることをキャリアステップとして考えています。
私たちが扱う加工は、毎回新しい加工を行っています。その為、新しい加工に対し、設計や加工機の選定、ラインの設計などを全て社内で行っています。
また、加工機についてもシステム部分のみを他社から購入し、その他の部分については、社内で設計・作成を行っているため、何か問題が起こった場合の対処やメンテナンスの速さについては他社とは格段に異なります。
効率化を図るため「改善チーム」を発足し、品質を維持したまま、より効率的に生産が可能になるかを検討しています。稼働しているラインに改善策を講じることで、常に最善の生産環境の追求を行います。
私たちが業務を行うにあたって、最優先に掲げているのが「品質管理」です。
お客様からの信頼や、社会に貢献できる企業になるためには「品質管理」を第一に考え、社内環境づくりや技術力向上に努めています。
加工の途中に加工の品質を確認する関所をいくつも設けるのはもちろんですが、年に2回、全社的にQC活動という、半年間で行われた「品質管理」に関する改善点やそれに伴う効果などを発表する場を設けています。
「品質管理」自体が、部署内の問題ではなく、全社的な問題になりかねないので、全社員の意識向上の為に情報共有を行っています。